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ビジネスホテルの収益向上するための設計上のポイント教えます!

2017年04月14日 [ マンション・事業施設・工場・倉庫関連 ]


現在設計を進めているインバウンド(訪日外国人旅行者)対象のビジネスホテルの
事例をもとに、事業収益向上するための設計上のポイントを解説いたします。

収益向上するために押えなければならないポイントとして一つ目は、延床面積に占める
ホテル客室面積=専門用語で言う「レンタブル比」を高めることです。
収益面積を最大にして、できる限り客室数を増やすことが収益向上につながることは
言うまでもありません。

この「レンタブル比」を高める工夫を紹介します。


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■共用部面積を削減

○設備配管スペース(PS)を削減する
通常、給水管や排水管、電気配線は共用部に設備配管スペースを設置しますが、
構造体の柱や梁部をかわして設置するため、必要以上の面積が必要となります。
この共用部に設ける設備配管スペースを削減するために、客室の水廻りユニット
(ユニットバスやシャワーユニット)の一部を欠き込み、その欠き込み部を設備配管
スペースとして利用することで面積が削減できます。

○共用スペースを削減する
客室階に必要なリネン室(倉庫)を隔階おきに設置することで面積が削減できます。
リネン室が無い階は、客室としてそのスペースを活用することで収益面積が増加します。
但し、リネン室は一般的にエレベーター付近に設置されることが多いため、隔階おきに
客室となる場合はエレベーターの遮音対策に注意する必要があります。


■客室数を増加させる

○大浴室を設ける
大浴室を1階共用部に設けることにより、客室の水廻りユニットの効率化を図ります。
ユニットバスからシャワーユニットに変更し、客室の面積を削減してその削減された面積で、
大浴室を設けると共に客室数を増やします。
共用部面積は増加しますが、客室の効率化で収益部である客室数が増えます。
注意)客室総数が小規模の場合効果がでません。

収益向上するために押えなければならないポイントとして二つ目は、1日に宿泊する宿泊者を
増やすことですが、ここでは、最近の宿泊者を増やす客室仕様、ベッドレイアウトを紹介します。


■宿泊者を増やす

○客室タイプ
・客室タイプの事例をもって、宿泊者を増やす仕組みを紹介します。
ワンフロアすべてをシングルルームとした26室、宿泊者数26人プランがあります。
このプランの内8室をそのままシングルルームとし、残り18室についてシングルルーム
3室分をツインルーム2室に変更、ツインルーム12室、宿泊者24人のプランにします。
結果、フロア当たり32人の宿泊者となります。

このすべてシングルルームでレイアウトした場合より、ツインルームを併設することで
6人増加することができます。

インバウンド対象者は、単身の宿泊の方は稀でほとんどが2名以上の家族が中心です。
このツインルームにエキストラベット(簡易ベッドやソファーベッド等)対応した
トリプルユースとしての運営をされているケースもあります。
このようにインバウンド対象ホテルは、ツインルームを多くとり宿泊者を増やし、
収益向上につなげています。

○客室のベッドサイズ
・客室のベッドサイズによって宿泊者を増やすことができます。
ベッドサイズは、シングルサイズ幅100cm、セミダブルサイズ幅120cm、ダブル
サイズ幅140cm、クィーンサイズ幅160cm、キングサイズ幅180cmが一般的に
知られているサイズです。

シングルサイズ、セミダブルサイズは一人が使用するサイズで、それ以上のサイズは二 
人でも使用できるサイズとなります。

最近のインバウンド対象ホテルでは、シングルルームのベッドサイズ幅を140cm採
用し、宿泊者の構成によってはシングルルームをダブルルームとして、2名利用として
収益を上げているケースが多いです。


これまで説明しました、収益向上における設計ポイント事例はごく一部ですが、
レンタブル比の向上や許容宿泊者数を増やすため機能を追求することが収益改善に
つながります。

プラスPMのコンストラクション・マネジメントは発注者側の立場に立ち、コスト、
品質、スケジュールの最適化による建設事業の推進支援を行います。
事業施設(ホテル、工場や研究所、物流施設など)において、多数の新築や増改築、
改修計画の収益向上、改善のための運営効率をおさえた効果的な設計ノウハウと
イニシャルコスト削減、ランニングコスト削減実績のあるプラスPMにぜひ一度ご相談ください。



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