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病院建設

本当に大丈夫?その事業予算

最近、「概算で予算を設定したが、本当にこの金額で進めるのが妥当でしょうか?」という相談を受けました。
予算を多めに設定していませんか?と感じる案件がちらほら見受けられます。

「少し前では60万円/坪で建設できたのに、設計事務所に概算出してもらったら150万円/坪になっていた」という話や、「建設会社に相談したところ1床あたり4500万円程度予算を確保しないと事業が進まないと言われた」などという話です。

本当に150万円/坪や1床あたり4500万円必要なのでしょうか?
相談案件の図面を拝見してみると、少し試算が大きすぎる気がします。

世間で騒がれている国立競技場については、当初予算1300億円でしたが、設計会社の試算は3462億円だったとの報道もありました。
このような試算が本当に正しいかと疑問に思います。
相談案件や国立競技場のように、予算と試算が大きく乖離する原因は何なのか少し考えてみました。


 う~ん、建設費が更に急上昇しているから?

景気が回復していて、予算を積み増せるから?

日本に再バブル到来?


いろいろ頭に浮かんできましたが、建設費の更なる急上昇や再バブル到来などが起こっている様子はありません。
そこで、あることが関係していることが見えてきました。


それは、入札不調・不落です。

昨年、一昨年と建設費が急上昇したことにより、予定価格と入札価格が乖離してしまい、落札者が決まらない入札不調・不落が多く発生しました。
その為、最近では、予算を設定する際、入札不調・不落にならないよう、概算事業費を必要以上に積み増しするという傾向が伺えます。


ふむふむ、確かに必要以上に予算を積み増せば、不調にはならないですね・・・


しかしその積み増した概算で予算を設定して良いのでしょうか?
本当にその金額で発注して経営が成り立つのでしょうか?

建設事業を進めるには、病院経営上の収支計算を行い、建設投資可能額を算出することが重要です。
それが上限価格となり、その上限価格内で、更に収支が向上する計画を立案していくべきだと思います。

投資した病院が機能を最大限に発揮する為には、初期段階で設計図をスリム化し、理想形に近づける必要があります。

理想形とは、


無駄なスペースはないか。
構造的に絞れるポイントはないか。
ランニングコストを考慮し規模に最適な設備仕様はどんなものか。


さまざまな角度から検証し、最小限のコストで最大限の収益を生む病院を作り上げることです。

病院建設を成功に導くためには、入札不調・不落を回避することが目的ではなく、収益の高い病院を作り上げる目的で進めるべきだと考えています。


もし、病院建設予算に不安を抱いているならば、様々な経験を持ち、病院建設事業のコンストラクション・マネジメント実績ナンバー1のプラスPMにご相談ください。

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