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サ高住を建設する時、補助金の獲得は大前提ともいえる重要な要素です。
このメルマガをご覧いただいている方々には釈迦に説法かもしれませんが、サ高住の補助金とは主に以下の2つです。
・新築工事費の10%(1戸あたり100万円が上限)
・高齢者生活支援施設を併設する場合1,000万円
サ高住の建設や開設支援を謳っている企業のホームページなどを見ても同じことが書いてありますが、補助金の対象にならない部分があることに触れているものはあまりなく、その詳細までは意外と知られていません。
どこの営業マンもオイシイ話はよく話しますが、マイナスなことはなるべく避けるので、そのような表現になっているのでしょう。
具体的に補助金対象外となるものを挙げてみたいと思います。
まず、大きなものとして業務用厨房機器があります。
サービスとして食事を提供する為に設ける厨房内の機器や配管がなぜか対象外です。
割と大きな額になる設備なので事業者としては対象にしてほしいのですが、建築物ではなく備品として扱われることから補助対象外となっています。
次に、これもまた設置するのが必須と思われる専有部分のエアコンやシーリング照明も対象外です。
建築工事を補助対象にしているのであって"これらは家電"と言われれば確かにそうです。
同じような考え方で消火器やLPガスも消耗品として対象外とされています。
その他、備品扱いになるベッドや置き家具、カーテン、介護装置・医療装置として導入される機器や装置(建物に付帯する特殊浴槽は補助対象)も補助金の対象外とされています。
以上のものは補助金の対象外なだけで、実際にサ高住を開設するにあたっては必要なものです。
事業者様の中にはこれらをゼネコンへ発注するのではなく、分離して発注されるケースもあります。
特に額の大きい厨房や専有部分のエアコン、介護装置などはゼネコン経由だとその経費もかかってしまいますから、メーカーや代理店と直接交渉したり競争させることで、より効果的な投資ができます。
笑い話になりますが、エアコンを別途発注にする話になった際、「何十台と設置することになるので○ックカメラやヤ○ダ電機で買えば、そのポイントで共用部に置く大型テレビも買えるのでは!」と盛り上がりました。
ホントのところは定かではありませんが、そういえばその施設にはプラズマテレビが設置されていたような...。
プラスPMではこれまでの多数の実績を通じて、コスト削減の発注ノウハウを持っています。
ですからサ高住運営を立ち上げたばかり、もしくはこれから立ち上げようとされている事業者様にも多様な発注戦略を提案させていただくことで、より効果的な投資が可能です。
是非一度、サ高住における多様な発注戦略提案ができ、コンストラクション・マネジメントで豊富な実績があるプラスPMへご相談ください。
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