コンストラクション・マネジメント 株式会社プラスPM

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高齢者施設

付加価値向上を意識したプランニング

少し前のことになりますが8月初旬、ビジネス週刊誌で介護特集を目にしました。
それだけなら別に珍しくないのですが、メジャーな2誌が夏季合併号という同じタイミングで、同じ特集をしていたのです。

その特集とは「サ高住ランキング」。

付随する記事には多少の差はありましたが、要するに親の介護と住まいを考えよう!という点では同じ内容でした。
お盆休みに帰省すれば親族が集まっていて、久しぶりに顔を合わせた独り暮らしの親の様子を見て、介護についての親族会議が開かれる。そんなシーンを想定した企画記事でした。

ただ、そのランキングはサ高住登録システムの公開情報を点数化しただけのものでした。

事業者の皆様からすれば「施設やシニア住宅の良さや価値は、杓子定規にはかれない」という意見が多いでしょうし、入居見学の際に決め手となるのは実際の印象です。

そこで今回は効果的な印象アップ、つまり付加価値向上ができ、入居動機につながるプランニングのアイディアをご紹介します。

間口を広くすることで同じ居室面積でも「広く・明るく」

サ高住登録住戸の約7割が25平米未満でキッチンや浴室を共同としています。
建設コストを抑え、戸数を多く取る為の常套手段なので画一的になりがちですが、ひと工夫して少し間口を広げると大きく差別化できます。

例えば18平米の場合、間口3m奥行き6mが一般的ですが、間口4m奥行き4.5mとすると数字以上に広く感じ、両者を体験してみるとその差は歴然です。
間口を広げることで窓も大きくできるので、とても明るく開放的な居室になります。間口を広げた分、共用廊下は長くなり約5%のコスト増になりますが、入居者募集で有利になり、募集営業コストが削減できることを考慮すれば、得策といえます。

収納スペース(トランクルーム)を「共同利用設備」にする

登録システムの公開情報の中には"収納"という項目がありますが、有るのが当たり前すぎて付加価値をつけられそうにありません。しかし、(必要最低限の収納量は住戸内に確保した上で) 住戸数と同じ数のトランクルームを設け、共同利用設備として登録すれば、同じ面積の収納を住戸内に設けるよりも入居検討者に付加価値を感じてもらえます。

トランクルーム用のスペースが勿体無いとお考えの事業者様もいらっしゃいますが、建築プランではどうしてもデッドスペースがどこかに生まれます。バルコニー同士が向かい合ってしまう建物の入隅部分や、柱と梁に囲まれて配管スペースにも使えない場所などです。
そうした環境面、設備面で不利な場所でも収納としてなら有効活用できますので、プラスPMではそうした小さなムダも見逃さないようプランニングしています。

登録情報で比較される事項も最初の選択肢に入るという点では重要ですが、そればかりに囚われていては差別化は図れません。入居検討中の方に選んでいただくには実際の施設や部屋、そしてもちろん雰囲気やサービスも含めたトータルでのアピールが大切です。プラスPMでは付加価値を少しでも向上させるという観点で、シニア住宅建設事業を支援させていただいております。


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