Cultivate
キャリアパス制度
着実に成長できる、
人事評価と人材育成の仕組み。
今後、CMに求められる領域は建築の範囲に限らず、経営的、社会的な視点にまで及びます。また、経済のグローバル化が加速度的に進むことからプロジェクトの場所や仕事の領域を限定しない「専門性」と「多様性」を持ち、未知の領域にもチャレンジする人財を必要としています。
わたしたちは人事制度を通じて自律的で能動的な魅力ある人財を育てる環境の提供をします。
プラスPMの人事制度
3つの特徴
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キャリアステップに
合わせ6等級制で評価アソシエイトからチーフディレクターまでそれぞれの等級に応じて給与水準が決まります。中途採用者は入社半年経過後に評価を行い、適正等級に位置づけます。
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100点満点の採点式評価で
自身の伸びしろを見える化人事評価は、自己評価後に上司評価を行う形で実施します。評価項目を分類、明確化することで自身の課題、今後伸ばすべき能力を明らかにします。
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専門性と多様性を
育てる評価基準専門技能や職務遂行能力だけで無く、ものの考え方などを総合的に評価します。また、年毎の取り組みテーマ遂行率も評価対象です。
職能・役職制度
6か月の試用期間後、それまでのご経験とプラスPM独自の人事評価制度に基づいて職位を決定いたします。その後は年1回の人事考課が行われます。高い統率力が認められた場合、マネジャーと呼ばれる管理職に就いていただきます。36~40歳前後でマネジャーに昇格することも多く、若手社員にもチャンスのある会社です。
- アソシエイト
- OJT・指導を受けながらの業務、PMr(プロジェクトマネジャー)のサブとして自分の責任範囲を果たす
- コンサルタント
- プロジェクトメンバーとして自立した業務、バックアップを受けながら小規模なプロジェクトのPMrを担当する
- シニアコンサルタント
- PMr、プロジェクトのリーダーとしてチームを動かす
後輩指導/既存顧客営業
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- チーフコンサルタント
- PMr、難易度の高いプロジェクトのリーダーとしてチームを動かす
複数のプロジェクトの統括管理/後輩指導/社外セミナー講師/社内勉強会講師/新規顧客開拓
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- マネジャー
- 経営理念の浸透/担当部門方針策定/組織統率/部下指導
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- ディレクター
- PMr、高難易度のプロジェクトのリーダーとしてチームを動かす
部下指導/社外セミナー講師/社内勉強会講師/新規顧客開拓
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- チーフマネジャー
- 経営理念の浸透/自部門の統括管理/部門方針策定/他部門間の調整/部下指導
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- チーフディレクター
- PMr、高難易度のプロジェクトのリーダーとしてチームを動かす
新規事業領域開拓/部下指導/社外セミナー講師/社内勉強会講師/新規顧客開拓
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- ゼネラルマネジャー
- 経営戦略の立案と実行、経営管理全般
給与体系
プラスPMの給与は年一回の人事考課と、各人の前年の成長と課題への取組みによって決定しています。基本給に加え、各人のスキルや課題について、明確で客観的な評価が反映される給与体系となっています。
- 【その他の手当】
- 資格手当/家族手当/バースデー手当/単身赴任手当/海外赴任手当

人材育成制度
プラスPMは、研修やセミナー、実務を通じての育成を通じ、確実にステップアップできる体制を備えています。またグロービスや日本コンストラクション・マネジメント協会、インバスケット研究所などによる外部研修に会社の費用負担で通うことができる「選択制研修制度」を実施、高度なビジネススキルを獲得できます。
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アソシエイト
- OJT
- プロジェクト同行
- Off JT
- マナー研修/社内勉強会(テクニカルスキル・ヒューマンスキル)/資格取得支援(助成金・資格手当)
- 外部研修
- 選択研修制度(自身の選んだ外部研修へ・会社費用負担:10万円/年)会社が連携するセミナー運営会社のプログラムを自由選択
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コンサルタント
- OJT
- プロジェクト同行
- Off JT
- 社内勉強会(テクニカルスキル・ヒューマンスキル)/資格取得支援(助成金・資格手当)/海外研修制度(ASEAN現地法人へ一週間程度)
- 外部研修
- 選択研修制度(自身の選んだ外部研修へ・会社費用負担:15万円/年)会社が連携するセミナー運営会社のプログラム(ロジカルシンキング、コミュニケーションなど)を自由選択
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シニアコンサルタント
チーフコンサルタント- Off JT
- 社内勉強会(テクニカルスキル・ヒューマンスキル)/資格取得支援(助成金・資格手当)/海外研修制度(ASEAN現地法人へ一週間程度)
- 外部研修
- 選択研修制度(自身の選んだ外部研修へ・会社費用負担:15万円/年)会社が連携するセミナー運営会社のプログラム(プレゼンテーション、ネゴシエーション、ファシリテーションなど)を自由選択
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ディレクター
チーフディレクター- Off JT
- 社内勉強会講師/資格取得支援(助成金・資格手当)、各種勉強会の企画
- 外部研修
- 選択研修制度(自身の選んだ外部研修へ・会社費用負担:20万円/年)会社が連携するセミナー運営会社のプログラム(経営戦略策定、エクゼクティ研修など)を自由選択
海外研修制度
当社は、社員の皆さんに世界中どこにいても第一線で活躍できるようになってもらうため、グローバルマインドセットを身につける教育に取り組んでいます。そのため、海外の視点、考え方を身につけることを目的とした教育の一環として、海外研修制度を採用しています。新型コロナウイルス感染症の影響で、一時中断していましたが、再開後は年間2~3名で1週間の実施を予定しています。海外に現地法人を持つ強みを活かして、実際に受注し支援中の現場などを現地の日本人社員が案内するため、安心して現地の空気を感じ、海外の働き方を学ぶことができます。

現地法人だからこそ学べる海外の視点
新型コロナウイルス流行前にマレーシアで行われた2018年度の海外研修には、3名の社員が参加しました。1週間の研修期間で、Plus PM Consultantが当時建設事業を支援していた3件の現場に訪れ、日本とは違う現場の管理手法を見学、社内でのプロジェクトミーティングに参加し、海外で発生する課題の理解と解決法を学習、さらにお客様への新規案件のプレゼンに同行し、海外のCM(PM)業務について理解を深めました。
実際に海外研修に行った社員に当時のことを尋ねると、「現地に行ったからこそ、日本と海外でのCMに求められることや業務に注力すべき段階の違いを肌で感じ、理解することができた」、「マレーシアでは使われている言語や宗教が複数あるため、海外の仕事ではお客様や共にプロジェクトに関わる人の背景を理解し尊重することが重要だと、実際の体験から気づけた」、「現地スタッフとの会話から、価値観や考えるプロセスの違いを理解できた」などの回答がありました。コロナ禍後、2024年はマレーシア法人、2025年はベトナム法人への研修を実施し、合計5名の社員が現地での学びを深めました。

Discussion
座談会

キャリアパス
プラスPMでは、年功序列ではなく実力主義の人事評価を行っています。能力のある社員に対し、年齢や社歴とは関係なく昇格を行います。また人材育成にも力を入れており、研修や外部セミナー、実務を通じて確実にステップアップできる体制を整えています。若手でも能力のあるスタッフには責任ある仕事を任せるため、早い段階で自立したコンサルタントとして活躍できる会社です。
自分の成長をデザインし、
仲間と挑戦できる環境だと思います
コンサルタント | 2021年入社 | 大阪本社勤務

- 2021年5月
- CM部アシスタント(現アソシエイト)として入社
- 2022年4月~7月
- グロービス経営大学「クリティカル・シンキング」を履修
- 2023年3月
- PMrとして製菓工場プロジェクトを担当
- 2023年4月
- コンサルタントへ昇格
設計から発注者支援の世界へ
──“川上”を目指して転職
前職ではゼネコンで構造設計を担当していました。
「もっと川上で、事業の本質に関わる仕事がしたい」と思い、プラスPMへ転職しました。設計の仕事ではお客様と接する機会が限られていましたが、CM(コンストラクションマネジメント)の立場では、お客様と直接向き合い、事業の目的や課題に深く関われる点に魅力を感じたんです。
正直、ゼネコン時代にCM会社と働いていた際は苦手意識がありました。現場のやろうとしていることに対して意見をいただくことも多かったので。しかし、今は両方の立場を理解できるようになり、より良い関係を築けるように仕事に臨んでいます。
2年かけて
プロジェクトを任されるまで
入社後はOJTとして、先輩の案件に同行しながら少しずつ知識を積み重ねました。自分がPMr(プロジェクト・マネジャー)として現場を担当するまでに2年ほどかかりましたが、その間も周囲の丁寧なフィードバックに支えられました。自分のペースで学びながら、着実に成長でき、ポジティブな気持ちで真っすぐ努力を続けられたのは、いつでも忌憚ない意見をくれたチームメンバーや先輩達のお陰だと思っています。現在では工場や病院、大学など、さまざまな用途の施設に関わらせていただいています。
設計時代にはなかった「様々なステークホルダーを巻き込みプロジェクトを前に進める」力は、実務と外部研修を通じて徐々に身につけていきました。外部研修の一環としてグロービス経営大学へも通わせていただき、そこで学んだクリティカル・シンキングも、大きな糧になっています。
社内の知見を共有しながら
専門性を深める
プラスPMには「教え合う文化」が根付いています。たとえば社内チャットでは、誰かが困っているとすぐに経験者から情報が寄せられますし、図面確認をお願いしたり、技術分野のアドバイスを仰いだりすることも日常的です。一方で、私自身も構造分野の専門家として他のプロジェクトのアドバイスをするなど、周囲の力になれた実感があります。それが新しい専門性を学ぶモチベーションにもなっています。
プロジェクトへのアサインも、得意分野や仕事の空き状況だけでなく「個々のキャリア志向を尊重しつつ、成長の機会を提供する」という観点で調整されていると感じます。評価制度もヒューマンスキルやコンセプチュアルスキルといった“人間力”を重視しており、フィードバックも丁寧で納得感があります。
過去に培ってきた経験が
思う存分活かせる環境
ゼネコンからCMに転職する場合、「これまで培ってきた知識や経験が活かせるのか?」と不安になる方が一定数いると思います。かくいう私もそうでした。しかし、全くの杞憂でした。むしろ専門分野があるからこそ、他のプロフェッショナルと手を取り合っていけると感じています。
建設事業は、それ自体が目的ではありません。お客様が何のためにその施設を必要としているのか──そこに立ち返って支援できるコンサルタントになりたいと思っています。まだ経験したことのない分野も多く、挑戦したいこともたくさんありますが、「こういう仕事がしたい」と思っていた自分のイメージと今の働き方はぴったり重なっています。
プラスPMは、自分の成長を自分でデザインしながら、仲間と一緒に前に進んでいける場所です。これからも、自分のビジョンを少しずつ形にしていきたいと思っています。
海外研修をキッカケに
“この場所で挑戦したい”という
想いが芽生えました
コンサルタント | 2023年入社 | 東京支社勤務

- 2023年2月
- CM部アシスタント(現アソシエイト)として入社
- 2023年9月
- PMrとして公共施設プロジェクトを担当
- 2024年4月
- コンサルタントへ昇格
- 2025年3月
- 8日間の海外研修(ベトナム)に参加
- 2025年5月
- Plus PM Vietnam へ出向
設備の専門職から、
建設プロジェクト全体を見渡すコンサルタントへ
2023年にプラスPMに入社しました。前職はゼネコンで、主に電気設備の設計や施工管理を担当していました。転職のきっかけは、より広い視野で自身の現状を見つめ直したい、キャリアについて考えたいという思いから登録した転職サービスです。そこでプラスPMに出会いました。
最初は自身の会社での立ち位置や今後のキャリアを見つめ直す目的で、転職を深く考えていなかったものの、面接時に聞いた「お客様の立場で考える」という経営方針に強く惹かれました。当時の私は、お客様の求める課題解決や真のニーズに最大限応えられていないのではないかと悩んでいる時期だったからです。また、電気設備関係だけでなく、建設プロジェクト全体をマネジメントできるということにも惹かれました。自分の強みを活かしながら、次のステップへの成長ができると考えました。
入社後半年でPMr(プロジェクト・マネジャー)として現場に出て、公共施設のプロジェクトを担当。その後コンサルタントへと昇格しました。チームで仕事を進める文化が根付いていること、更に先輩社員の丁寧なOJTと月1の上司との1on1で常にフィードバックがもらえる環境があること、これによって着実な成長が得られたと感じています。
海外赴任という挑戦。家族とともにベトナムへ
2025年5月から、プラスPMのベトナム現地法人であるPlus PM Vietnamに赴任します。実は入社時点では海外に勤務するとは思ってもいませんでした。しかし、入社2年目にマレーシア、ベトナムへの海外研修の機会を得たことで、モチベーション高く挑戦を続ける現地社員の姿や、日本とは異なる文化に触れ、「この場所で挑戦したい」という想いが芽生えました。
海外赴任の希望者に立候補し、面談を経て正式に赴任が決定。6ヶ月の子どもと妻も一緒に渡航します。新天地での仕事は未知数ですが、コンサルタントとしての役割をさらに広げ、営業やマーケティングなどの新たな領域にも挑戦する予定です。まさに、キャリアの幅が広がる瞬間だと感じています。
意志ある人を、制度と文化で支える会社
プラスPMの魅力は、キャリアを“与えられる”のではなく、自ら“切り拓ける”環境にあります。社内にはさまざまな制度が整っており、年間10万円の研修補助や、外部機関によるクリティカルシンキング・プレゼン研修、希望者向けの英会話支援など、実践と学びが融合した育成機会が豊富です。
特に私にとって大きかったのはOJT。単なる「業務習得のための同行」ではなく、チームの一員としてプロジェクトに深く関わるスタイルで、日常の業務を通じて改善と成長を重ねていけます。上司や先輩は常に背中を見せてくれ、課題があればその場でフィードバックをくれる。人材を「人」として育てる会社だと実感しています。
評価制度も特徴的で、自己評価と上司評価を照らし合わせて課題を可視化。技術力だけでなく、チームビルディング力や顧客対応力など、多面的に見てもらえるのが嬉しい点です。評価の透明性が高く、成長の指針が明確になるため、自信を持ってキャリアの選択ができます。
今後は、ベトナムで「日本を超える組織づくり」に貢献し、5年後にはグローバルに活躍できる主力人材になるのが目標です。かつては設備の専門職だった私が、今ではプロジェクト全体を牽引する立場に――この変化は、プラスPMという環境があったからこそ実現したと考えています。
プラスPMに向いている
人物像
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建築のスキルを
事業に生かしたい方大規模で難易度の高い施設づくりを、主に技術面からサポートする仕事です。
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高いビジネススキルを
身に付けたい方人材育成制度が充実。高度なビジネススキルが着実に身に付きます。
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経営者の悩みに
寄り添える方お客様の悩みを解決に導くため、経営者に寄り添う理解力や思考力が必要です。
経験を活かし、次の挑戦へ。
プラスPMが求める人材像
プラスPMには、経験を活かしながら新しい領域に挑戦する人が集まっています。
設計や施工管理といった専門性を持ちながらも、プロジェクト全体を俯瞰し、チームで価値をつくる姿勢を大切にしています。
任されることを恐れず、時に悩みながらも前向きに考え抜く。その姿勢が信頼を生み、成長につながると私たちは信じています。
建築のプロとして、そして人として、誠実に向き合える方と一緒に働きたいと考えています。
