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病院建設

事業主が建設費高騰に振り回されています。

病院建設に関するお問い合わせが増えています。
建設コスト高騰、入札不調など、様々な情報があり事業主が不安や悩みを持たれているからだと思います。

先日セミナーを行ったのですが、その際に調査した結果からも、その傾向が出ていましたので報告します

【ゼネコン発注金額÷面積=万円/㎡】

病院の入札金額を調査し、上記の数値で表しました。
公表情報と併せ、ゼネコンからのヒアリングも行いましたので生の情報になっていると思います。

また、本来、建築の内容が、病棟だけなのか、全体新築なのか、狭い敷地の中での、難しい増築なのかによって、大きく変動しますので傾向だけ見ることが目的です。

【平均値】で、
2012年 27.4万円/㎡ (90万円/坪)
2013年 36.7万円/㎡ (121万円/坪)

ということで、34%アップしており、急激な上昇により、予算を大幅に上回り、入札不調物件が多かったことはデータから見ても明らかです。

次に、2014年以降での、予定価格・予算の【平均値】は39.1万円/㎡ (129万円/坪)ということで、2013年よりも7%増えた価格になっています。

但し、データのばらつきが大きく30万円/㎡ (99万円/坪)~50万円/㎡ (165万円/坪)まであり、建設費が見えないなか、事業主が建設費高騰に振り回されている状況が予想できます。

予算を低く見積りすぎると、後々入札不調過剰に見過ぎると、過大投資となり、経営に悪い影響を与えます。

初期段階で、精度の高い予算組を行うとともに、物価動向を注視しながら、コストマネジメントを行う必要があると思います。

また、これからの建設事業においては、これまでに増して設計初期でのコスト削減が重要です。

入札直前のコストダウンは、省エネ設備を取りやめるなど、建物性能を落とす項目が多く、維持管理費が上昇してしますので注意をお願いします。

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