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病院建設

経営者、管理者による最後の仕上げ

今回のテーマは経営者、管理者による最後の仕上げです。
言い換えれば、「建設完了時に達成すること」です。

工事現場では、建築を進めるにあたって、建設会社が総合図(建築図面に設備・電気すべて網羅した図面)を作成します。

これは設計者が作成した図面に基づき、より詳細な整合確認を行い、各専門工事会社へ指示を行うためのものです。

病院建築において、特に医療機器や設備・電気との整合の最終確認を行うもので、設計段階で積み残した課題(たとえば高額医療機器の選定は納期ぎりぎりまでメーカーと価格交渉をして決定)を、建築の現場に反映する最終局面です。

最後まで本当に良い建物を作るために、どうあるべきなのか検討することを諦めずに、可能な限り総合図打合せにも医療現場スタッフの意見を伺い、定例会議は昼夜を問わずに続けていきます。

この段階で、医療スタッフが、自分たちの働く場の建設に対し、真剣に関わることで、業務フローの改善やリーダーシップ、組織力のアップまでハードではなくソフト部分の完成度を上げることができると望まれています。

扉の位置、スイッチの位置、照明器具の制御範囲、サインの位置、大きさ等現場で決めることは山ほどありますし、工事段階で気付いたことにより、設計変更も山ほど出てきます。

建築的には、現場での変更はつきものですが、「設計変更=金額」の変更になるので、変更指示・依頼を出す前に、いくらの追加金額なのかを確認することが必要です。

毎月の定例会議では金額の増減をチェックすることが重要であり、そうすることで、突然の追加見積に驚くことはなくなると思います。
建設コストは竣工まで確定しませんが、当初の事業計画どおりのコストで仕上げることが最も重要だと思います。

最後に、ある医療法人の理事長がおっしゃっていました。

「医療法人としては、建物も大事だけれども、新しい組織・業務・サービスに変革・創造することの方が大切であり、ソフト面が立ち遅れ、運用がついて行かなくて、開院後の立ち上がりが遅れたり、スタッフのモチベーションがあがらなかったりして、収益が落ちる方が建設コストでの数千万円よりも大きな損害である。」

一般企業も含め、人(人材育成)が企業活動において最も重要なことで、「やり方・やり場・やる気」をいかに与えるかが経営者、管理者の責任と言われています。

その方はこうもおっしゃっていました。
「建物が免震構造で大地震に耐えるのと同様に建物竣工時には、法人組織自身も免震構造のように強くなければいけない」

こういった経営者の要望に応え、ハード面・ソフト面、両面で最高なものをつくるためにこれからも、プラスPMの技術、コンストラクション・マネジメントサービスを改善していきます。

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