国公立病院
建設、コンストラクションマネジメント

予算厳守、透明性を保ったプロジェクト管理に
お困りではありませんか?

国公立病院を取り巻く環境は、一段と厳しさを増しています。
一方で『地域において必要な医療のうち、採算性などの面から民間病院では困難な医療の提供をする』という非常に大切な役割を担うことは今後も変わらないでしょう。
発注を行う自治体と医療を担う病院は、互いの意見を理解し、進むべき方向性を合わせて、数十年に一度の建設事業に取り組まなくてはなりません。
そして病院の経営状況と自治体の収支から算出され、議会の承認を得た予算を厳守する必要があります。

プラスPMは「病院建築」と「病院経営」両面の知識と多数のプロジェクト支援実績を活かし、プロジェクトを成功へと導きます。

このような課題を
お持ちでは
ありませんか?

  • 建設主体と運営主体が異なるため、意見の調整に苦心している
  • 各プロセスの透明化と市民への説明責任をどう実現するか
  • どうしたら公平性を保ったまま地元企業の参加を促せるか
  • 参考にできる他病院の事例を複数探している

実際に寄せられている相談例

A県病院局
A県病院局

基本構想策定段階で建設予算を決定したが、基本設計を終えてみると建設費が予算を大幅に超えてしまった。
一方で医療機能自体は議会承認を得ているものなので大幅な変更は難しい。
機能を維持しながら計画を見直し、なんとか予算内で発注したい。

プラスPMコンサルタント
プラスPM
コンサルタント

建設費を決定する要素は3つあります。
『規模』・『仕様』・『発注方式の工夫』です。予算内での建設を実現させるため、この3つの要素をバランスよく適正化しましょう。

B県 病院建設準備室
B県 病院建設準備室

最近、いろいろな発注方式があるが、設計施工分離方式、DB方式、ECI方式などのどの方式を採用すべきか分からないので助言をして欲しい

プラスPMコンサルタント
プラスPM
コンサルタント

どの発注方式が的確であるかは、該当する建設計画の目標完成時期や、建設工事の難易度など多くの検討要素があります。
各々の発注方式についてお客様のプロジェクトの内容を踏まえて比較検討し、最適な発注方式をご提案します。

C市民病院 事務局長
C市民病院 事務局長

実施設計が終了して設計者から建設コスト算出してもらっているが、建設市況の変化と建設コストの上昇が起きている中、本当にこの金額で発注できるのか不安がある。

プラスPMコンサルタント
プラスPM
コンサルタント

公平性を保持したまま公式にゼネコンやサブコンにヒアリングできる「マーケットサウンディング」を利用して、建設市況を直接ヒアリングしましょう。

国公立病院プロジェクトの特徴

1建設主体と運営主体が異なる

国公立病院の建設プロジェクトにおける最大のポイントは、建設主体と運営主体が異なるために、いかに相互の意見や立場を理解して一つの建物をつくっていくか、という点にあります。
それにはまず、その病院が将来にわたって担うべき医療機能とは何なのかを明らかにし、その医療機能を満たす病院建物の姿を見える化して、具体的な議論を進めることが重要です。
プラスPMは建設主体である自治体側と運営主体である医師側双方へヒアリングを行い、地域に求められる病院の最適な形を実現できるよう支援します。

また、建設主体側は、年度や議会といった特有のスケジュールに則ってプロジェクトを進める必要があります。
「誰が・いつまでに・何を決めなければならないのか」プラスPMでは、実行可能な詳細事業スケジュールの作成を支援します。

課題ヒアリングシート

マスタースケジュール

2公平性・透明性の確保が特に重要

国公立病院の建設プロジェクトは、進捗上の各プロセスの透明性・公平性が特に求められます。
特に工事発注においては、建設に関わる情報の取り扱いはナイーブな問題です。
しかし一方で、建設市場の動向や各建設会社の入札への参加意欲、どのような参加要件なら参加できるのか等、プロジェクトを進める前に確認しておきたい情報があります。
そこでプラスPMでは「マーケットサウンディング」の実施を提案しています。マーケットサウンディングは、実際の入札と同じく、公告・参加表明書の受領・設計図書等の配布・対話・内容精査など正式な手順を踏んで行います。

マーケットサウンディングの流れ

各社のヒアリング内容を集約、整理

3複数の事例を参照し、多様な発注方式を検討することが大切

現在、国土交通省は改正品確法を通じて、公共工事における「多様な入札・契約方式」の採用を推進しています。『地方公共団体における多様な入札・契約方式の活用状況』(2021年4月6日)によると、設計・施工一括発注方式(基本設計DB方式)や詳細設計付工事発注方式(実施設計DB方式)、ECI方式、及びCM方式の活用状況は"右肩上がり"になっています。
その導入理由は、「工期等の短縮」「施工技術の導入」となっており、特にCM方式の導入ではそれに加えて「発注者の人員補完」「発注者の技術力補完」が挙げられています。
プラスPMでは、国公立病院における様々な入札・契約方式の事例をご紹介することが可能です。

他事例 地域調達評価基準資料

他事例 病院コストデータ資料

4地域経済活性化も命題の一つ

病院建設事業は事業費も大きく、その地域の経済にとって大きなインパクトがありあります。
特に国公立病院の場合、地域経済の発展に寄与することは大切な命題の一つです。
ただし、病院建設事業を地域経済に活かす方法は一つではなく、単に建設工事を地元の建設会社に発注すればいいというものでもありません。病院建設は難易度が高く経験が必要なこと、事業規模が大きいために請け負える建設会社が限定されること、しかし入札に参加できる会社を限定しすぎると、地元建設会社の公共事業への参加機会を奪ってしまうこと。これらを総合的に判断する必要があります。
また、材料の調達先や下請け企業、専門工事会社、あるいは保安員や弁当の購入先まで、建設事業は地域経済の多方面に影響力があります。
プラスPMでは、多数の実績を活かし、その事業の特性や地域特性に合わせた入札参加要件や、評価指標の設定を提案することで、競争環境の構築と地域経済への貢献の両立を支援します。

「地域経済への振興」を盛り込んだ評価基準書の整備

「地域経済への振興」を盛り込んだ提案資料

導入効果・実績

プラスPMでは、新病院の現地建替、移転建替、改修工事、設備更新工事において、数多くの支援実績があります。また、医療機器設備や医療情報設備などとの調整において専門スタッフがご支援します。

国立循環器病研究センター
移転新築プロジェクト

国立研究開発法人 国立循環器病研究センター 様

デザインビルド方式の発注方式の中に、マーケットサウンディングの手法を活用。公に施工者との対話を行い、コスト抑制策をヒアリングする手法により、コスト・スケジュール市場価格の適正化を実施。

県立宮崎病院
プロジェクト

宮崎県 病院局 様

約50億円のコスト削減を実施。さらに地元経済発展のため、JV方式を採用し複数の地元企業が施工に参画できるスキームを構築。

川西市立総合医療センター
2病院統合プロジェクト

川西市 様

指定管理者制度を用いた2病院統合プロジェクトにおいて、市民病院と運営委託する民間病院との要求事項を整理し、発注与条件(要求水準書)を整備。設計施工一括発注方式の実施支援を行い、予算内で発注を実現。

長野市民病院
増築・改修プロジェクト

地方独立行政法人 長野市民病院 様

工期遵守と、増築・改修工事の工事特性を考慮するため、実施設計デザインビルド方式を採用。入札参加者からのVE提案、競争環境の構築により予定価格より7%の減額を実現。

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