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2019年6月14日 日本コンストラクション・マネジメント協会主催「CM選奨2019」の授賞式が執り行われ、プラスPMは優秀賞 受賞者として出席して参りました。
CM選奨とは、日本コンストラクション・マネジメント協会が年に一度、コンストラクション・マネジメント(CM)の普及発展と健全な建設生産システムの再構築、および倫理観を持ったプロフェッショナル育成に資することを目的に、国内外におけるCM事例を幅広く募り、優れた成果をあげた事例を表彰する制度です。
(参考:http://www.cmaj.org/index.php/ja/sensyo/cma-kiji/1616-cma-digest-2019).
CM選奨 優秀賞を受賞しました『J's Gate dining project』はマレーシアにあります、Plus PM Consultant がご支援した案件です。
本案件は、マレーシアのブキビンタン地区にあります、物販店舗専用商業ビルのワンフロアを飲食テナントフロアにリノベーションを行ったものです。
海外特有の商習慣の違いや法律の違いを見極め、事業主のリスクを減じる適切なマネジメントを行ったこと、設備専門工事業者を主体工事業者に据えCMrが工事の全体調整を行うことでコストの削減を図ったことが大きく評価され、今回の受賞へと繋がりました。
CM選奨を受賞しました『ふたば医療センター附属病院プロジェクト』は、東日本大震災の災害復興事業の一つで、当時、避難解除予定区域内に使用可能な二次救急医療機関が無かったため、避難解除までのわずかな期間に帰還住民の為の病院を整備しなければならないという重大な使命を持ったプロジェクトでした。
施工者がその責任と資金で病院を建設し、県が完了検査後の買い取る「施工買取方式」を用いたこと、震災復興事業での予算・スケジュール厳守という命題に対し、事業者選定における競争環境の構築、要求水準の適正化による不調・不落対策の遂行など発注者支援を適切に行ったことが評価されました。
今回の国内外案件における受賞は、海外に現地法人を構え、日本人スタッフの常駐体制をとるCM会社であることの強みとして、現地の社員一人一人が「経営者の目線でマネジメント」という意識を共通で持ち、建築の知識・技術を活かした業務を高い水準で行える組織であること、また、病院建設事業という高難易度のプロジェクトに精通し、多数の事例から最適な支援を行なえる組織であったことがこのような素晴らしい結果に繋がったのだと確信しています。
わたくしたちは今後も、透明性と公正性を持ち、理想の施設を最適な形で実現する支援を行なって参ります。
左より:Peh、森野、濵田、古川
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