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地方独立行政法人岐阜県立多治見病院様(以下、多治見病院)が2024年1月に竣工、同年4月に無事開院を迎えました。
多治見病院は、岐阜県東濃医療圏における基幹病院として救急・急性期医療、災害医療、周産期医療および医療連携などの拠点機能を担うとともに、がんなどの重大な疾患をはじめ、ほぼすべての疾患に対応しています。
多治見病院の中央診療棟は築後30年以上経過し、老朽化、狭隘化が著しく、外来診療、高度急性期医療、周産期医療、災害医療等において十分な役割・機能の発揮が困難なことなど様々な課題が生じていました。
それらの改善を図るために中央診療棟を次の4つの基本的な考え方に基づき現地建て替えを計画したもので、2017年の基本設計開始から、約7年間の事業となります。
当社は実施設計終了段階から本計画に参画し、計画の一部見直し、コスト抑制策の立案や発注方式の提案など、病院CMの経験を活かした技術的な側面から支援しました。それに加え、施工段階では設計変更に伴うコストの確認などについてアドバイザリーを実施したことで、多治見病院が許容できる範囲の予算およびスケジュールでの竣工を実現できました。
プラスPMは今後も、豊富な経験と実績を活かし、日本全国の病院建設プロジェクトを支援して参ります。
名 称 | 地方独立行政法人 岐阜県立多治見病院 中央診療棟 |
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所在地 | 岐阜県多治見市 |
規 模 | 地上5階、塔屋2階、ヘリポート(防災ヘリコプターが発着可能) |
構 造 | 鉄骨造、免震構造 |
延床面積 | 23,893.78㎡ |
病床数 | 105床(うち、救命救急センター20床、NICU9床、GCU11床) |
竣 工 | 2024年1月 |
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