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著者名 | 日経ヘルスケア 編 |
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発行元 | 日経BP |
価 格 | 5,500円(税込み) |
発行日 | 2020年12月21日 |
ISBN | 978-4-296-10835-0 |
ページ数 | 240ページ |
中国の武漢を発端とする新型コロナウィルス感染症が今、日本では昨年春の第一波を凌ぐ形で第三波を迎えている。2度目の緊急事態宣言が発出され、陽性患者数の増減を繰り返しながら、まだまだ収束する気配がなく、先を見通せない状態が続いている。
そうした状況下、医療・介護施設は「外来患者・通所者の利用控え」や「職員・利用者の大規模なクラスター(集団感染)リスク」などの影響により、例えば一般病院の約7~8割は収益が大きく落ち込み赤字になっている。ウィズコロナ時代における医療・介護の施設経営は、今後も厳しい状況が続くものと考えられる。
医療・介護施設は、早期に、経営体質の改善や業務改革、及び感染予防対策に着手する必要がある。本書の4人の執筆者は、医療・介護分野において経営・法律・建築及び労務の各コンサルを専門としているプロである。そうした業務の最前線で得られた「医療・介護の経営における経営の立て直し策」、「先進事業者の取り組み」、「リスクマネジメント術」、及び「強い組織のつくり方」など具体的な事例をもとに本書は書かれている。また成功事例だけではなく、失敗事例をも紹介し、そこから学ぶべき教訓なども隠さず紹介しており、より実践的な内容となっている。
少子高齢化、医療・介護報酬の削減などに加え、新型コロナウイルスに起因する経営リスクによる厳しい大航海時代だからこそ、経営幹部とりわけ経営トップの強いリーダーシップとマネジメントが必要であることを改めて気付かせてくれる一書である。
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