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大阪府泉大津市では、将来の医療需要を踏まえた持続可能な医療提供体制を構築するため、地理的に近接し、かつ機能的にも重複する、 府中病院と泉大津市立病院の病床機能の統合・再編、ネットワーク化の実現に向けた取組みを進めています。
この一連の取組みの中で、現在の府中病院と泉大津市立病院の高度急性期・急性期機能を集約した、病床数 300 床の(仮称)新泉大津市立病院の建設計画が進められてきました。
当社は基本設計段階から事業に参画しており、当初想定の事業予算内で高機能の病院を実現するため、実施設計図書に建設会社の技術力を取り入れることができる「実施設計デザインビルド方式」を提案し、選定の支援を行いました。
ゼネコン選定の評価基準には、施設維持管理費及びエネルギーコストの削減や、災害時の対応を含めた竣工後のアフターサービスについての項目を取り入れ、結果として機能やプランの合理性を高め、予算を大きく下回る発注を実現しました。
高度化・専門化した分野の医療を主として担い、救急・災害医療・感染症対策を強化した地域を支える病院の完成に向け、引き続き当社の技術力を結集して参ります。
事業主 | 大阪府泉大津市 |
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CM業務発注者 | 社会医療法人 生長会 |
建設地 | 大阪府泉大津市 |
用 途 | 病院 |
構造・規模 | S造/地上8階建/延床面積 約23,700㎡(予定) |
基本設計 | 株式会社大建設計 |
実施設計・施工 | 戸田建設株式会社 |
竣 工 | 2024年5月(予定) |
当社コンサルタントによる初期ヒアリングは無料です。まずはお客様のご要望をおうかがいいたします。