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2021年10月8日(金)保健・医療・福祉サービス研究会(HMS)様主催『病院の事業構想を実現する建設プロジェクト推進の具体策セミナー』に プラスPMの代表取締役社長 木村 讓二、一級建築士で認定登録 医業経営コンサルタントの濵田 徹が登壇しました。
講演は、第一部が140分、第二部が90分の二部構成です。
第一部では、診療報酬改定や人口減により、ますます厳しくなる病院を取り巻く外部環境や、建設需要が減少し、鉄や木材など資材の価格上昇が予想される今後の建設業界動向、収益改善のできる病院建設プロジェクトの基本構想づくりから、設計者やゼネコンの選定方法までを詳細に解説しました。
第二部では、「収益改善のできる病院づくり」を軸に、経営を改善するためにはハード・ソフト両面からの検証が必要であること、その検証事例や基本構想立案事例について解説を行いました。
今回のセミナーでは、病院建設プロジェクトの重要なポイントを、当社が実際にご支援した事例を元に解説させていただきました。
受講いただいた法人様の多くは「病院建て替え計画」をお持ちの方でしたので、大変興味を持っていただけたと感じています。
第一部では、以下のような病院建設プロジェクト事例をご説明しました。
「4.付帯工事で投資額削減」は、借入金を少なくしたい、新築工事と改修工事の予算配分を適正にしたい、というお悩みをお持ちのお客様の事例です。プロジェクトの初期段階に工事コストを算出したところ、事業予算を大きく超過してしまいました。そこでプラスPMがご提案した3つのイニシャルコスト削減方策について、詳しくご説明しました。
第二部では、診療効率アップに効果的な診察室の配置の仕方や、光熱水費削減のための建築的手法を解説しました。病院は24時間稼働のため、空調・給湯にかかるエネルギー消費量、医療機器のエネルギー消費量が大きい建物です。初期投資とバランスの取れた光熱水費の削減は、経営改善につながります。
また、病院建物に関する新型コロナウイルスへの対応事例もご紹介させていただきました。
ご質問を多くいただいた、補助金取得のポイントについても詳しくご説明しました。
補助金取得のためには、補助金の交付要領には書かれていない、守るべき順序があります。ぜひ次回セミナーもご受講いただき、皆様の補助金取得の一助となれば幸いです。
今回の講演は、ウェビナー形式での開催となりました。お忙しい中長時間ご受講いただき、ありがとうございました。
病院建設は、難易度・専門性が高い事業です。加えて病院経営を取り巻く環境は、従前よりますます厳しくなっています。病院建設プロジェクトの無駄な投資を減らして予算通り、スケジュール通りに進めるためには、専門家の支援が必要です。
病院建設事業の初期段階における検証・意思決定、計画の進め方にお悩みの方は、是非一度プラスPMへご相談ください。
次回『病院建設推進セミナー』は2/10(木)東京での開催です。会場での受講、オンライン受講共に可能ですので、ぜひご参加ください。
当社コンサルタントによる初期ヒアリングは無料です。まずはお客様のご要望をおうかがいいたします。