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生活クラブ 飯能第2デリバリーセンターが竣工しました

本計画は、北は東北から西は関西地域までの各地域の配送センター・各店舗への物流拠点となっている、既存配送センターを拡充するため再整備を行うものです。当社は基本構想から竣工まで3年間支援して参りました。

本プロジェクトは事業主の生活クラブ連合会様だけでなく、庫内運営を受託されている株式会社カワタキコーポレーション様、運送を担う株式会社太陽ネットワーク物流様、鶏卵の生産と供給を行う生活クラブたまご様と多くのステークホルダーが関わっており、その意見収集と調整も当社に期待された役割でした。特に卵を扱うGPライン（※）はHACCP（ハサップ）取得に向けて施工段階でも調整が必要であったため、適切なタイミングで分科会を開き、設計・施工者からの提案に対する意思決定の進捗管理も行いました。

冷蔵物流施設の要である冷蔵設備は、運用後のメンテナンス面を考慮し、事業主様が直接選定を行いました。そこで当社は、契約段階では建築工事と冷蔵設備工事の区分の明確化、各工事を同時に分離発注するための調整、工事段階では各々が作成する工程表や図面の整合と確認を支援しました。

事業主様側、工事会社側共に多くのステークホルダーとの関わりがありましたが、「ひとつの現場」としての一体感を醸成し、予定どおりに竣工を迎えられました。

※GPラインとは

Grading & Packingラインの略。鶏卵のサイズ選別とパッキングを行う自動機械ライン。

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