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※2020.3.11改訂(2015.5.29公開)
ここ数年の建設費の高騰と現在の市況は、東京オリンピック開催にともなう需要により建設費は拍車をかけて高い水準で推移してきたことが主な一因です。
2019年下半期以降、やや建設費については落ち着いている状況ではありますが、一旦高騰した価格は大きく下がらず、横ばいで推移しています。
このような環境下で、どのようにして建設費をコントロールするか、事業投資を考えておられる皆様も頭を悩ませているのではないでしょうか。
2014年6月に、公共工事の品質確保の促進に関する法律(品確法)の一部の法改正が公布、施行されました。
建設会社に対して従来からの工事の施工のみを発注する方式に加えて、設計・施工一括発注方式(基本設計デザインビルド)や詳細設計付工事発注方式(実施設計デザインビルド)、設計段階から施工者が関与する方式(ECI方式)等、発注方式は多様化しています。
いくつかある発注方式の中から今回は、性能発注方式(設計・施工一括発注方式)についてお話したいと思います。
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発注者が意図する建物を建てるには、その意図を設計図として完成させることが必要なのですが、設計者があまりにも細かく設計図を作成してしまうと、建設費を見積もる建設会社の担当者も
「もっと安くて良い材料があるのに...」
と思いながらも、建設会社が持つ技術力やノウハウ、パテントを生かす場面がありません。
そこで、発注者の意図を伝えながらも、建設会社の持つ技術力やノウハウ、パテントの活用を提案できる入札方法を導入します。
見積りを依頼する設計図には、すべてを事細かく書き込むのではなく、要求する性能や仕様を書くに留め、具体的な材料や工法などは建設会社の提案、裁量に任せるという手法です。
これにより建設会社の、
「自社の持つ技術力を提案したい。」
「工夫をして安く入札しよう。」
という意識を促し、その結果建設費削減につながります。
CM会社が作成した「要求水準書」による基本設計+実施設計+施工を一括とした性能発注です。
施工会社からの採用提案は、
これらにより、コスト削減効果としておよそ2億円の建設費削減ができました。
CM会社が作成した「要求水準書」による基本設計+実施設計+施工を一括とした性能発注です。
施工会社からの採用提案は、
これらにより、コスト削減効果としておよそ1億円の建設費削減ができました。
ここで重要なことは、この手法では、数社の建設会社から違った提案、費用が提示されることになりますので、どの提案が最良なのかを判断しなくてはならないということです。
発注者側には、その「提案の良し悪しを見分ける力」が必要になります。
どの範囲まで提案を受け入れるのか、その基準をしっかりと準備し、その基準に基づいて評価、採択をすることで、設計者の技術力やノウハウだけに頼って設計を進めることに比べると、求める性能を満たしながら、大幅なコストダウンが期待できます。
プラスPMは、性能発注を含めたさまざまな発注方式、発注戦略を事業計画初期段階から提案、実践しており、確実な効果をお客様に提供しています。
事業計画をどのように進めていけばいいか、設計会社や建設会社をどう選定すればいいかなど、詳しくお知りになりたい方は、お気軽にご相談ください。
当社コンサルタントによる初期ヒアリングは無料です。まずはお客様のご要望をおうかがいいたします。