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5月20日から3日間にわたり開催されました、地方銀行勉強会 第48回「法人取引・業種別経営研究講座」の『医療法人・介護サービス研究講座』にプラスPM 代表取締役 木村 讓二 が講師として登壇いたしました。
講義テーマを【新病院建設の抑えるべきポイント】と設定し、近年の病院建設・再整備計画に関わる社会的背景からくるリスクにはどのようなものがあるのか、プロジェクトスタートのタイミングはどう計ればよいのか、外してはいけない重要なポイントは何か、建設コストの予算超過を防ぐためにはどのような対策が必要なのかを建設コストの推移を交えお話いたしました。
講演は全90分となっており、前半部では主に病院建替えに伴うリスクやキャッシュフローについて、大きく(1)社会的背景、(2)医療政策、(3)足元の動きに分け、図表を用い具体的に解説しました。また、建設コストの面では、将来の病院経営を見据えたとき、最適な建設コストを実現するには基本構想の策定がいかに重要であるか、実例を挙げてご紹介させていただきました。
後半部では、設計者・施工者選定をおこなう際の発注方式について、その後の事業費に与える影響などを考えた上での、多様化する発注方式の解説と、実際に行ったプロポーザルの結果を用いてご紹介いたしました。
今回のセミナーには、全15行の地方銀行様にご参加いただき、途中講師より受講者の皆様に質問を投げかけるなど非常に近い距離での活気あふれる講演となりました。
また、講演後の質疑応答時にも大変たくさんのご質問をいただき、ご参加の皆様が病院経営と病院建設事業を取り巻く環境の変化を撃実な眼を持って見極めようとされていることを実感いたしました。
病院という24時間、365日人々の健康を支え、命を守る機関は、社会的環境や建物の老朽化などの理由によりその存在を脅かされることが許されない施設です。
日本の医療が置かれている環境、オリンピック後を見据えた建設業界の市況も激変している中、より将来へのリスクを減らし、過大な投資を抑え予算通りに建設計画を進捗するには、専門家の支援が必要です。
病院建設事業の初期段階における検証・意思決定、計画の進め方にお悩みの方は、是非一度プラスPMのセミナーへお越しください。
当社コンサルタントによる初期ヒアリングは無料です。まずはお客様のご要望をおうかがいいたします。