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2019年7月5日(金)保健・医療・福祉サービス研究会(HMS)様主催『病院の事業構想を実現する建設プロジェクト推進の具体策セミナー』に プラスPMの代表取締役 木村 讓二、一級建築士で認定登録 医業経営コンサルタントの濵田 徹が登壇し、 オリンピック需要の建設ラッシュが落ち着きを見せ、建設費の下落が予想される今後の建設業界動向や、 収益改善のできる病院建設プロジェクトの基本構想づくりから、設計者やゼネコンの選定方法までを詳細に解説しました。.
病院建設事業推進のポイントを最新事例を交え解説!
講演は、第一部が140分、第二部が90分の二部構成となっており、
第一部では、現在の病院経営を取り巻く環境、建設コストの推移や、基本構想段階の重要なポイント、設計者の選定や施工者への発注段階までの内容を、今までプラスPMで扱った病院建設プロジェクトでのよくあるご相談や、課題を図表や実際の資料を使用した事例を交えてフェーズ毎にご紹介しています。
第二部では、「収益改善のできる病院づくり」を軸に、基本構想策定の進め方、収益改善ができる病院計画、補助金の活用やイニシャルコスト・ランニングコスト削減方法を図表や実際のデータを交えて解説しました。
特に、今回より新たに講演内容に追加しました「建設設備の初期投資、光熱水費の下げ方」では、今注目されている、エネルギーサービス事業(ES事業)を建設計画に盛り込むポイントやメリット、サッシや窓の形状、空調の区画分けなど建築面の工夫で可能となる光熱水費の削減法をわかりやすくご説明しています。
今回のセミナーでは、現在実際にプロジェクトを進行している病院関係者様が大変多く、事前アンケートや質疑、講演後の個別のご挨拶でもたくさんのご質問をいただきました。
事前アンケート、質疑を含め、特に皆様の関心が高かったのが
以上の3項目でした。
1.院内に建設の技術者やプロがいないというのは、余程の大病院や組織系の病院でもない限りよくあるお話です。体制、組織形態に合わせた業務の進め方をご提案させていただきますのでご安心ください。
2.最近の病院建築トレンドについては、やはり地域の患者様に選ばれる病院計画や離職者を出さない職員アメニティ計画を十分に検討するべきだということでしょうか。(今回セミナーの第二部で詳細に解説させていただきました。)
3.CM導入のタイミングですが、これは実際どの段階からでもフェーズにあったご支援を行うことは可能です。しかし、ご相談をいただく段階は早いに越したことはありません。設計が完了している段階や、施工者を選んでしまってからではコストダウンや検証業務にもできることに限りがあるからです。講演内でも何度もお伝えしていることですが、一番のタイミングは基本構想を策定する段階でお声掛けをいただくことです。この段階でお声掛けいただければ、コスト・工程・品質・工法どのようなことにもまずご提案が可能です。
この他、やはりCM業務のフィーに関するご質問もありました。当然の関心事ですね。是非 導入の流れ・費用 ページをご覧ください。
今回の講演には、ご新規の方はもちろん、以前に一度ご受講いただいた病院様にも足をお運びいただきまして、誠にありがとうございました。
病院経営を取り巻く環境は、刻一刻と変わり続けています。そして、建設に関する動向も、オリンピックや万博など様々な要因によって変化し続けています。将来へのリスクを減らし、過大な投資を抑え予算通りに建設計画を進捗するには、専門家の支援が必要です。
病院建設事業の初期段階における検証・意思決定、計画の進め方にお悩みの方は、是非一度プラスPMへご相談ください。
次回『病院建設推進セミナー』は9/19(木)福岡での開催です。現在建設バブルにある九州・沖縄地方、地方都市での病院建設事情を交えて講演させていただきますので、どうぞ足をお運び下さい。
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当社コンサルタントによる初期ヒアリングは無料です。まずはお客様のご要望をおうかがいいたします。