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現在、建設業界では、オリンピック景気や大規模開発により活況に帯びています。
設計事務所も建設会社も繁忙期が続くなか、最近では、設計会社や建設会社主導で計画が進み、発注者の意向と違う方向で進んでいる案件を耳にします。
あるご相談いただいた病院では、設計事務所が建替え計画を進めている段階でした。
その病院は現在敷地いっぱいに建設されていたため、隣地を購入して建替え計画を進めていました。
設計事務所より建替え計画案が提案されたそうです。
その案は、全面建替え計画です。
既存病院を休止し、施設を解体した後、新病院を建てるという方法です。
設計事務所の意見としては、既存病院を運用しながら建替えを行うと、建替えの期間が長くなることに加え、建設費も高くなり、建築計画に制約が出るので実現は難しいとのこと。
逆に、一度に建替えを行うと、建設費も安くなり、建築計画に自由度が上がるので病院運営が行いやすい病院が建設できるという見解でした。よって、全面建替計画で進めていたようです。
しかし、院長の頭の中では、既存病院を休止して建替えを行うと職員の解雇や再雇用をどうするか・・・
初期投資費用は安いが、医師の確保はどうしよう・・・・・・
など、様々な悩みが頭をよぎります。
そこで、建替え計画に不安を覚えた院長から、本当に現病院を運営しながら進めるのは現実的に難しいのか、そして、本当にこのまま進めるべきなのか相談がありました。
結論から申し上げるとローリング計画で建替え計画を進めるというのがベストな選択でした。
ローリング計画とは、新たに購入した隣地に、今の病院と同規模弱の新病院(一期工事)を計画し、完成後、既存病院をそこへ移転させ、既存病院を解体する。そして、残りの新病院(二期工事)を建設し、一期工事で建てた病院と二期工事で建てた病院を合体させるという非常に難しい計画でした。
内容を検証してみると実現が可能で、しかも、全面建替計画よりメリットが多いことが分かりました。
全面建替え計画は、確かに、初期投資費用が安く、運用面に配慮した計画にしやすいという利点があります。しかし、職員の解雇や採用といった経営上の問題が生じてしまいます。
ローリング計画は、初期投資費用は高くなるものの、病院運営を継続させながら建替え計画を進めることができるため、建替え中に病院の収益が確保できます。その収益によって、工事費が高くなる分を賄えるということが分かりました。
さらには、経営上最大の課題であった職員の採用や医師の確保についての問題も解消できるのです。
病院を建替え時に検討しなければならないことは、設計や施工のしやすさでなく、初期コストの削減でもありません。
事業全体を考え、病院にとって一番メリットのある建替え計画を実行するべきなのです。
我々プラスPMは、「お客様の立場で」という経営理念に基づき、様々な病院建設事業において、お客様にとって一番メリットの高い提案をし、事業を成功に導きます。
建替え計画に不安を覚えたら、是非、一度、コンストラクション・マネジメントのプラスPMにご相談ください。
当社コンサルタントによる初期ヒアリングは無料です。まずはお客様のご要望をおうかがいいたします。