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病院建設プロジェクトにおける会議体の設置・運営

病院建設プロジェクトを進めようとしている方から、よくいただくご質問に「会議体をどのように設置・運営して進めればよいのか?」というご質問があります。

今回は、病院建設プロジェクトにおける会議体の設置・運営についてご紹介いたします。

病院建設プロジェクトにおける会議体設置【事例】

病院の組織の大きさや病院の規模によって会議体の設置方法はさまざまですが、今回は200床~300床規模の病院建設プロジェクトにおける会議体の事例をご紹介いたします。
会議体は、大きく3つ設置する必要があります。

■大会議:【経営層会議】 大きな方針を意思決定する大会議

■中会議:【建設事務局会議】 経営層会議に上げる議題などを検討する中会議

■小会議:【部門会議】 各部門(スタッフ)などの意見を集約する小会議

このような目的に応じた会議体を、建設プロジェクトの進捗に合わせて設置する必要があります。

プロジェクト初期の基本構想・基本計画段階では、主に経営層が中心になり経営環境を見据えた新病院の方針を出していかなければなりません。

よって、会議体は、経営層が中心の大会議:【経営層会議】を設けて進めていく必要があります。この段階で、細かい部門会議を入れてしまうと方針がまとまらなくなるので、大きな会議体ですすめていくのが基本です。

基本設計から実施設計段階に入ると、各部門からの意見を集約して各部門方針をまとめていかなければなりません。よって、各部門長を中心とした小規模会議:【部門会議】を設ける必要があります。

部門会議で出てきた内容をまとめ、経営層会議に図り、そこで意思決定していくことになりますが、すべてを経営層会議に上げていてはプロジェクトがスムーズに進みません。そこで、事前に中会議:【建設事務局会議】を開き、部門で出てきた意見を検討し、経営層会議へ上げるべきかを判断します。

このように、各部門の意見を集約する小会議、各小会議の内容を検討し経営層会議へ図るかを決定する中会議、そして、大きな方針を意思決定する大会議の3つの会議体を段階に応じて設置・運営し病院建設を進める必要があります。

今回ご紹介した事例はほんの一例ですが、病院ごとに組織の構成や意思決定ルートが違うため、プロジェクトに応じた最適な会議体を設定する必要があります。

プラスPMでは、プロジェクトを円滑に進めるための支援として、会議体の設定及び運営方法についてもアドバイスすることが可能です。病院建設プロジェクトの推進・運営をスムーズに行いたいという方は、コンストラクション・マネジメントのプラスPMへ是非一度ご相談ください。


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