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2022年9月27日(火)、株式会社清和ビジネス様主催のオンラインセミナー『未来の教育現場 ~選ばれる学校になる~』が開催され、当社の古川 真起子(シニアコンサルタント)が講師として登壇いたしました。
セミナーでは4講演が行われ、講演後に清和ビジネス様が自社サービスを紹介されました。
第1講演では、「明治大学140周年記念プロジェクト 和泉ラーニングスクエア竣工について」と題し、菅 和禎様(明治大学 管財部施設課)が、今年新たに明治大学和泉キャンパスで竣工された施設について、プロジェクト時の想いや工夫を述べられました。
第2講演では、「BCP・カーボンニュートラルに取り組む学校の建設手法」と題し、当社の古川が、選ばれる学校になるために有効な学校づくりのポイントについて解説いたしました。
第3講演では、「学びの多様化に対応するICT環境」と題し、木下 新太郎様(株式会社映像システム 営業統括部)が、教育現場におけるデジタル化の現状を踏まえて、これから役立つ情報通信技術について説明されました。
第4講演では、「これまでの「食」、これからの「食」。より明るい未来につなげる「食」」と題し、川村 葉香様(エームサービス株式会社 関連事業本部)が、学生のための食環境や栄養士が考える食堂づくりについて述べられました。
BCP(事業継続計画)とは、災害発生時などの緊急事態に見舞われた場合に、損害を最小限に抑え事業継続や早期復旧ができるようにする方策のことであり、カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味します。
これらは「子ども達の学びを止めない」、「持続可能な社会へ貢献し、学校の価値を向上させる」ことを目的とした経営課題として近年注目をされており、選ばれる学校をつくるうえで配慮すべき事項です。
しかし、設備投資に割ける予算は限られています。そこで、重要になるのが学校づくりプロジェクトの中の基本計画という段階です。
基本計画段階で大切なポイントは以下の4つです。
- 施設整備に必要な検討機関と合意の経路構築
- 学校の理想像の明確化
- BCP・カーボンニュートラルの対策方針の決定
- 事業費の策定
これらを行うことが、予算内で理想の学校づくりを実現することに繋がります。
また、昨今は建設資材、原材料価格の上昇による建設費の高騰が問題となっており、学校づくりを予算内で行うことはますます難しい状況にあります。
そのため、長期的な経営戦略に基づき適正なコストで、メリハリをつけて安心安全な施設を整備することが重要です。
セミナーの概要に記載しました4つのポイントを行き詰まることなく行い、理想の学校づくりを実現するには、建設の専門家とパートナーシップを持ち、 適切に事業を進めていくことが重要です。学校施設の建設についてお悩みの方は、ぜひプラスPMにご相談ください。当社の専門家が真摯にお話を伺います。
今回のセミナーはオンラインでの開催となりましたが、100名に上るお客様よりお申し込みをいただき、盛況に終えることが出来ました。
お忙しいなかご受講いただき、ありがとうございました。
当社コンサルタントによる初期ヒアリングは無料です。まずはお客様のご要望をおうかがいいたします。