集約化を達成するためには、現状を正確に把握する事が重要です。まず、製造フローを整理し、新しい工場で集約化を実現するためのポイントを明確にします。製造ラインのある工場であればゾーニングを可能な限り整理して、建物規模を集約化しコンパクトにする検討を行うことが必要です。当社ではこのように実現までのポイントを整理し、解決策のご提案をしています。

増産を目的とした新工場の建設では、製造部門の面積だけを大きくすれば良いわけではありません。増産目標に沿った搬入・搬出スペース、製品や包材の保管倉庫、廃棄物スペース、使用する従業員数を想定した更衣室や食堂の面積、事務部門の各室面積など、建物全体を通して生産工程が最適となるように検討する必要があります。

1つの選択肢として、生産性の改善を専門としたコンサルト会社に相談することが挙げられます。既存工場内で取り組まれる場合、その方法がおすすめです。プラスPMからも協業先をご紹介が可能です。ただし、新工場や既存工場の建替えに併せて自動化に取り組まれたい場合は、建屋も自動化する製造ラインに最適化することでより生産性向上が図れるため、当社のようなCM会社と生産性改善専門のコンサルタント会社の両方にお問い合わせいただくことをおすすめしています。