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病院建設プロジェクト初期段階の進め方

最近、医療法人様を訪問すると、
「建設プロジェクト初期段階で、何をどのように進めていけばよいのでしょうか?」というお問い合わせを多くいただきます。

同じような悩みを抱えている医療法人様も多いのではないでしょうか。

今回は、そんなお悩みに対し、「病院建設プロジェクト初期段階の進め方」についてのお話をさせていただきます。

マスタースケジュールを漏れなく、ダブりなく作成する

建設プロジェクトの初期段階で円滑に事業を進めるために重要なことの1つに、マスタースケジュールの作成があります。

マスタースケジュールとは、プロジェクト初期段階から、建物が完成竣工するまでの工程を示したものですが、その中には病院が完成するために解決すべき課題とその期限が記載されます。
もちろん、行政からの許可取得や関係者との合意形成なども含まれます。
このマスタースケジュールを"漏れなくダブりなく"確実に作成し、コスト超過及びスケジュール遅延が生じないように管理していくことが重要です。

マスタースケジュール作成のポイント1:申請が必要な項目は予め条件を明確にする

マスタースケジュールの作成に伴い、留意する事項の一つは、病院主体で行う申請手続きの条件を明確にすることが挙げられます。
例えば、増床申請や補助金などを取得する場合は、申請の時期、入札の時期、又は着工の期限などの条件が定められている場合があるので、その条件を明確にスケジュールに反映させ実行していく必要があります。

また、公募などで土地を取得する場合は、「いつまでに自治体からの指導により開院させなければならない」などの条件が生じる場合があるので、その条件をマスタ-スケジュールに反映させます。
そして、その条件に基づき、設計のスケジュールや工事発注のスケジュールを組み立てていきます。

マスタースケジュール作成のポイント2:スケジュール遅延を誘発する事項を予め把握する

もう1つは、スケジュール遅延に大きく影響する要因をマスタースケジュール作成時期に明確にすることです。
例えば、土壌汚染対策法や埋蔵文化財保護法がかかる場合が挙げられます。
3000㎡以上の土地の形質へ変更が必要な場合においては、土壌汚染対策法の対象となり、届出や調査が必要になる場合があり、また、埋蔵文化財保護法の調査対象範囲に土地がかかっている場合についても、届出又は、調査が必要になる場合がありますので、早期に行政等へ確認が必要です。

まとめ

ここに挙げたのは、一部の事例ですが、このように建設プロジェクト初期段階では、発注者側が準備しておくことを明確化させ、プロジェクトの進捗に沿って、タスク(やるべき事項)を一つ一つこなしていかなければなりません。

このタスク(やるべき事項)を付け忘れると、事業スケジュールが大きく遅延してしまい、当初予算より大幅なコスト超過に陥り、事業計画に大きく影響してしまいます。
このようにならないためにも、建設プロジェクト初期段階では、しっかりとしたマスタースケジュールを作成し管理する必要があるのです。

プラスPMでは、プロジェクトに応じたマスタースケジュールを組み立てるノウハウを持っており、スケジュール遅延や、当初予算より大幅なコスト超過に陥らないよう建設プロジェクト推進支援をさせていただいております。
今後の進め方に不安があるならば、病院建設におけるコンストラクション・マネジメントのプラスPMへ、是非一度ご相談ください。


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